「釧路ラーメン」@北海道

■釧路ラーメン
北海道釧路市で作られているラーメンで、細ちぢれ麺とあっさりした醤油味のスープを基本としているのが特徴です。

■歴史

大正時代に釧路の食堂（大町の太陽亭という洋食屋、中華料理屋など諸説）に横浜から来た料理人が持ち込んだラーメンが発祥であるという説があります。

第二次世界大戦を経て、1950年代初頭から北洋漁業の全盛期に、港に入る漁船の漁師達を目当てにした屋台がずらりと並び、寒い海から帰った漁師達に少しでも早く温かいラーメンを出すために茹で時間の短縮を計り、その結果麺が細くなったといわれており、ゆで上げ時間は1分30秒程度です。

釧路ラーメンの本流を受け継ぐ老舗は末広町の「銀水」と言われています。

釧路ラーメンは添加物・防腐剤を使わないことも特徴であるが、その分傷みやすいため知名度を広める妨げとなっています。

2000年頃より、釧路ラーメン麺遊会など市民やラーメン店が、釧路ラーメンを北海道三大ラーメンと呼ばれる札幌ラーメン、函館ラーメン、旭川ラーメンと並ぶ北海道四大ラーメンとし様々なイベントを行っています。